医師事務の仕事で向き不向きはかなり大きく左右されます。

医師事務の資質についてまとめました。

 

 

 

 

技能についてはこちらの記事へ

 

 

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《人 柄》

 

人柄とは、一般的にその人に備わっている品格のようなものです。医師事務に求められる人柄は以下のようなものがあります。

 

医師だけでなく、他医療職からも信頼される
応対などの際に相手に与えるイメージに注意しなければならない

 

イメージには外面的なものと内面からにじみ出てくるものとがあります。

外面的なもの:身だしなみや態度、言葉づかいなどのように一見すれば分かるもの
内面的なもの:誠実さがあり、明朗、素直さがあり、謙虚な心など

 

医師事務の業務を行うためには、協調性があることが第1条件です。

 

医師を含めた他医療職は、医療に特化した専門家集団です。その方々とコミュニケートをうまくこなしていくためには、人間関係を円滑にできる、潤滑油となれる人でなければなりません。

その上、情緒が安定しており、常に冷静で臨機応変の対応ができることです。

 

《働くための姿勢》

 

資質として求められる姿勢とは、まず「正確」で「責任感がある」ことです。

 

正確」というのは、一般企業においても当然必要なのですが、いのちと関係する医師事務には、特に要求される資質です。一般企業においては、「うっかり間違えた」という場合、ほとんどは謝罪をする、または少々のリスクを払えばよいというケースが一般的です。

 

しかし、医師事務の場合、医師からA患者さんの注射指示を依頼されたのに、うっかり間違えてB患者の注射指示を作成してしまい、注射を行ってしまったらどうなるでしょう。

 

しかも、それがB患者さんのいのちにも関わる行ってはいけない注射だったとしたら・・考えるだけでもゾッとしますよね。

 

なので、失敗は許されません。

 

そのことを念頭において、念には念を入れ、絶えず細心の注意を払って正確に業務をこなす注意が必要です。医師に「もうこの人には任せられない」というイメージを与えてしまっては、医師事務としては失格です。

 

医師の信頼を得て、責任をもって業務を行う、これが医師事務のプロ意識です。どんな時でも正確に仕事ができるような状態を常に保てる人がプロと言えます。

 

 

次に「機密が守れる」ことです。

 

医師事務は立場上多くの機密を知る機会があります。しかし、それをたとえ患者さんの家族であっても話してはいけません。

 

また、患者さんに直接話さなくても医療文書などで機密が漏れる可能性もあります。席をはずすときは、人目に触れないよう配慮しましょう。

 

また、患者さんの関わりのある出来事は、自宅に帰っても他言しないよう注意します。患者さんの許可なくして機密を漏らすことは法律で罰せられます。

 

《身だしなみ》

 

人は外見から判断して、その人のイメージを作り上げていくことが多いと言われます。人柄を判断するには外面的なものと内面的なものがあるわけですが、外面的なもの、すなわち身だしなみは人物を評価するうえでの1つの大きな基準と言えます。

 

身だしなみがきちんと整っている人は生活も規則正しく、仕事もよくできるというイメージを与えることになります。

気をつけないといけない項目は以下のようなものがあります。

 

服装

・洗濯されていて、アイロンのかかった清潔なもの
・働きやすい服装は、自身と落ち着きを与えるようになります
・TPOにあった服装で調和がとれていること
・控えめな服装 原色などは避け、形もシンプルなもの

 

 

化粧

・軽い化粧を心がけ、より健康的に見せるための工夫
・マニキュアや香水は避け、オーデコロン程度におさえる

 

 

装飾品

・基本的には避ける

 

 

髪型

・ロングの場合は1つに束ねておく
・髪が乱れていたりすると、衛生上からもよくありません

 

 

・清潔でシンプルなもの

 

《記事のまとめ》

みなさんは働くための姿勢や身だしなみはいかかでしょうか?

今回この記事を作成していて、普段私はラフな格好ばかりしているので、「もう少し気をつけなければいけないな〜」と感じました。(笑)

 

次回予告「医師事務として働くために必要な技能」についてを公開します! お楽しみに〜♪

 

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